ブロックチェーンを使った分散方台帳ソフトウェア、データの真正性を確認 Scalar

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Scalarは3月16日、実ユースケースを模擬したB2C取引でデータを「Scalar DLT」上で管理し、データのコントローラビリティ・トレーサビリティ・真正性を検証して有用性を確認したと発表した。

トヨタファイナンシャルサービスとともに、ブロックチェーンと分散型台帳技術の活用に向けた実証実験で検証した。

「Scalar DLT」は、Scalarが独自に研究開発した分散型台帳ソフトウェアで、電子署名が付与されたスマートコントラクトを分散トランザクションの形式で実行する。実行結果は複数の独立したコンポーネントで連鎖的に管理することで、改ざん検知性を向上、従来のブロックチェーンでは実現が困難な高いスケーラビリティと、強い一貫性、確定性を実現するとしている。

実証実験はトヨタ自動車、 トヨタファイナンシャルサービスが2019年4月に設立した「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」における取り組みの一環として実施したもの。

《レスポンス編集部》

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