JR東日本東京支社は2月20日、新しい上野駅(東京都台東区)公園口の供用を3月20日に開始すると発表した。
これまで、上野駅公園口から東京都立上野恩賜公園(通称、上野公園)までは、駅前にある東京文化会館付近を右左折することが一般的だったが、新しい公園口駅舎は、現駅舎から北側(日暮里方)へ100mほど設置されるため直進が可能となり、来園者の安全を図ることができるようになるという。
公園口の新駅舎には上野公園を望む展望テラスやJR東日本リテールネットが運営する新店舗「エキュート上野」、改札外トイレも整備され、4月21日にオープン。新駅舎前は道路がロータリー化され、歩行者空間となる。
また、新駅舎内は自動改札機を3通路増設した10通路とし、総合案内カウンターも設置。現駅舎部分は、改札内トイレや多機能トイレ、ベビー休憩室が整備されることになっており、2021年度に完成する予定。