トライアンフモーターサイクルズジャパンは、ストリートファイターの新型『ストリートトリプルR』にローシート仕様を追加し、2020年春(予定)に発売すると発表した。
「ストリートトリプルR ロー」は、標準のシート高よりも45mm落とした780mmのローライドハイト(LRH)。専用のサスペンション設定と修正されたシート構造により低シート高を実現し、扱いやすさを高めている。
スタイリングは、昨秋モデルチェンジした上位モデル『ストリートトリプルRS』に合わせ、よりアグレッシブに刷新。特徴的な新型ツインLEDヘッドライトを採用したほか、新型フライスクリーン、エアインテーク、サイドパネル、リアユニットなど、角ばったスポーティなイメージとした。
パワーユニットは、最高出力118psを発生する765cc並列3気筒エンジンを搭載。77Nmの最大トルクで、低回転域から回転域全体にわたって優れたパフォーマンスと瞬発的な応答性を実現する。またユーロ5の排ガス基準適合のために、エキゾーストシステムを改良。トリプルエンジン特有の豊かで深みのあるサウンドを奏でる。
サスペンションはShowa製ハイスペック仕様を採用。フロントが41mm径セパレートファンクション・ビッグピストンフォーク、リアはピギーバッグリザーバータイプモノショック。ブレーキはBrembo製M4.32 4ピストンラジアルモノブロックフロントキャリパーを備えたフロントダブルディスクと、シングルピストンスライディングキャリパーを備えたシングルリアディスクを備え、優れた制動力を発揮する。
さらに、ライドバイワイヤシステム、トラクションコントロール、3つのライディングモードなど、先進装備も採用。走行条件に合わせてスロットルレスポンスとトラクションコントロール設定を調整し、LCDディスプレイから選択できる。
ボディカラーはブラックとマットシルバーの2色を設定。価格は126万7000円より。