ボルグワーナーの新世代排ガスクリーン技術、インドの自動車メーカーに採用

ボルグワーナーの新世代のEGRクーラー
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ボルグワーナー(BorgWarner)は4日、排ガスをクリーンにする新世代のEGRテクノロジーが、インドの自動車メーカーに採用された、と発表した。

インドでは、乗用車の主力パワートレインが、ディーゼルからガソリンに移行している。そんな中、インドの自動車メーカーの新開発1.5リットルガソリンエンジンに、ボルグワーナーの新世代のEGRクーラーとEGRチューブが採用された。

ボルグワーナーの新世代のEGRクーラーテクノロジーは、クーラー内部に耐腐食性の高いステンレススチールハイブリッドチューブを採用し、高温の排ガスの温度を迅速に下げる。特殊な形状の高密度ガソリンフィン設計により、排ガスの圧力損失が非常に低く、高い熱伝達率が維持されるという。

また、ボルグワーナーの高度なEGRクーラーは、耐久性と性能を重視して設計されている。排出量を縮小し、燃費を改善するように設計されたコンパクトで費用効果が高く装着が簡単なテクノロジーだ。

ボルグワーナーは、EGRチューブとEGRクーラーは、現在130g/kmに設定されているインドのCO2排出基準が、2022年に113g/kmに引き下げられるのを支援する、としている。

《森脇稔》

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