フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は1月14日、2019年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は新記録となる1097万4600台。4年連続で1000万台の大台を突破し、前年比は1.3%増だった。
2019年の市場別販売は、最大市場の中国が、前年比0.6%増の423万3600台と4年連続で増加した。一方、中国を含めたアジア太平洋地域は、0.4%減の453万0100台とマイナスに転じた。
北米は、前年比0.5%減の95万1500台と、2年連続のマイナス。このうち米国は、前年比2.5%増の65万4200台と、3年連続のプラスとなった。
ロシアは、前年比1.6%増の23万3600台と、3年連続で増加した。欧州も、前年比3.9%増の455万2800台と、増加傾向にある。このうち、地元ドイツは136万4000台を販売した。前年比は6.2%増と、3年ぶりに前年実績を上回っている。