北陸新幹線がすべて台風被災前の本数に戻る…3月14日のダイヤ改正から 台風19号

3月14日に実施されるダイヤ改正を機に、全列車が台風被災前の本数に戻る北陸新幹線。
  • 3月14日に実施されるダイヤ改正を機に、全列車が台風被災前の本数に戻る北陸新幹線。
  • 台風19号で浸水した長野新幹線車両センター(長野県長野市)
  • 台風19号で浸水した長野新幹線車両センター(長野県長野市)

JR東日本は1月9日、北陸新幹線で行なっている定期列車の暫定ダイヤを、3月14日に実施するダイヤ改正を機に終了すると発表した。

北陸新幹線では、2019年10月に東日本を襲った台風19号の影響で、長野新幹線車両センター(長野県長野市)が浸水し、JR東日本所有のE7系8編成、JR西日本所有のW7系2編成が水没した。

これを受けて北陸新幹線を運行するJR東日本とJR西日本は、2019年10月25日から東京~長野間で運行している『あさま』の大幅減便を中心とした暫定ダイヤを開始。2019年11月30日からは段階的に増便され、東京~金沢間の『かがやき』と金沢~富山間の『つるぎ』が被災前と同じ本数に戻り、『あさま』も増便。さらに2019年12月27日からは『あさま』のさらなる増便が図られた。

JR東日本では「長野新幹線車両センターの留置線の一部の復旧見込みが立った」として、3月14日に『あさま』を被災前の本数(上下各17本)に戻すとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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