グリーンスローモビリティを使った有償旅客輸送 高齢者向けにスタート

事業に使う車両
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  • オープニングセレモニーの様子(10月28日)

国土交通省は12月3日、「グリーンスローモビリティ」を活用して高齢者を有償で送迎する事業が同日より、町田市鶴川団地でスタートしたと発表した。グリーンスローモビリティの自家用有償旅客運送による本格事業開始は全国で初。

グリーンスローモビリティは、電動で20km/h未満で公道走行が可能な4人乗り以上のパブリックモビリティ。環境への負荷が少なく、狭い路地も通行が可能で、高齢者の足の確保や観光客の周遊に活用できる「新たなモビリティ」として期待されている。

社会福祉法人の悠々会が、東京都町田市鶴川団地で高齢者を対象とした買い物などの送迎サービスを同日から開始した。対象は鶴川2、5、6丁目の団地で、利用者は団地に居住する高齢者。事前に登録し、電話予約でサービスを受けることができる。車両は4人乗りゴルフカート2台を使う。登録料は年間500円。

《レスポンス編集部》

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