フォルクスワーゲングループの商用車部門、トレイトン(TRATON)は11月4日、2019年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は17万9100台。前年同期比は8%増だった。
総販売台数17万9100台のうち、トラックは16万3316台。前年同期比は9%増だった。一方、バスは1万5775台。前年同期比は4%減と落ち込む。
ブランド別では、スカニアが1~9月、7万4700台を販売した。前年同期比は9%増と伸びている。MANは1~9月、7万6500台を売り上げた。前年同期比は6%増だった。フォルクスワーゲン・トラック・バスは1~9月、3万1600台を販売した。前年同期比は15%増と、2桁増を達成している。
トラックの市場別実績では、欧州が1~9月、10万2097台を販売した。前年同期比は16%増と伸びる。このうち、地元ドイツが、前年同期比19%増の2万8787台と好調だった。