阿佐海岸鉄道のDMV、全3両が出揃う…10月5日の完成イベントで公開

阿佐海岸鉄道DMV3両の車体デザイン。10月5日にはこれらが揃う姿が披露される。
  • 阿佐海岸鉄道DMV3両の車体デザイン。10月5日にはこれらが揃う姿が披露される。

阿佐東線連絡協議会(徳島県次世代交通課)は10月5日、阿佐海岸鉄道阿佐東線(海部~甲浦)で2020年の営業運行開始を予定している、鉄道と道路の両方を走行できる「Dual Mode Vehicle」(DMV)の完成イベントを開催する。

このDMVは、青を基調としたDMV-1号「未来への波乗り」、緑を基調としたDMV-2号「すだちの風」、赤を基調としたDMV-3号「阿佐海岸維新」の3両で、営業運行開始後は、阿波海南駅(徳島県海南町)と甲浦(かんのうら)駅(高知県東陽町)の間は「列車モード」として鉄路を走行。道路上は「バスモード」として走行し観光地を巡るとしている。

3両のうちDMV-1号は3月に公開されていたが、今回は残るDMV-2号、DMV-3号も公開されることになり、3両が揃った姿を見ることができる。

3両のDMVは13時5分に阿波海南文化村(徳島県海陽町)に登場。13時35分から13時45分まで、鉄路と道路を切り換える「モードチェンジ」を実演する。

その後、14時に発車し、14時25分から14時30分にかけて海の駅東洋町(高知県東洋町)に到着。14時30分から14時45分までモードチェンジの実演を行ない、15時10分に引き上げる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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