フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は8月30日、次世代のヘッドアップディスプレイの開発を進める目的で、シーリアルテクノロジー社に出資した、と発表した。
2020年以降に販売される新型EVの『ID.3』には、次世代のAR(拡張現実)ヘッドアップディスプレイが装備される予定だ。ARヘッドアップディスプレイでは、ドライバーの視界に必要な情報が投影される。
次世代のヘッドアップディスプレイでは、3Dのプレゼンテーションが可能になる。車両は仮想スイッチとディスプレイを介して、コントロールできるようになる。すべての乗員は、タッチ式の3Dディスプレイによって、視線の先に必要な情報が得られるようになる。
フォルクスワーゲングループによると、ARは将来のモビリティとインタラクションのコンセプトにおける重要な要素になるという。3Dホログラフィック機能を備えたヘッドアップディスプレイは、非常に有望な研究になる、としている。