曙ブレーキ、当期赤字88億円で債務超過に 2019年4-6月期決算

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経営再建中の曙ブレーキ工業が発表した2019年4~6月期連結決算は、リコール関連損失78億円を計上したことから四半期損益が88億8700万円の赤字となった。6月末に純資産がマイナスとなり、債務超過となった。

売上高は前年同期比16.9%減の520億1600万円と大幅減収となった。北米で同社製品を採用した車のモデルチェンジに伴って受注に失敗したのに加え、日本からの輸出向け製品の生産や中国での生産が減少、同社製品採用車の生産打ち切りなどもあって大幅減収となった。

収益では、労務費や経費の削減効果があったものの、受注減少による影響で、営業利益が同21.4%減の8億2400万円、経常利益が同83.0%減の1億0300万円だった。

通期業績見通しは未確定な要素が多いとして公表を見送っている。

《レスポンス編集部》

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