関東マツダ社長「来店したすべてのお客に試乗を提案していく」

2階のショールーム
  • 2階のショールーム
  • 関東マツダの山口滋己社長
  • マツダの福原和幸常務執行役員
  • 板橋本店の外観
  • 板橋本店の外観
  • 2階のショールーム
  • 2階のショールーム
  • 4階の整備工場

マツダの販売子会社、関東マツダは7月17日、板橋本店(東京都板橋区)をリニューアルし8月3日にオープンすると発表した。山口滋己社長は「板橋本店の完成で首都圏におけるブランド発信網が完成した。これからマツダの魅力を伝えていきたい」と意気込む。

1965年に設立された関東マツダは、東京都、神奈川県、埼玉県、群馬県の一都三県に120店舗を持ち、販売台数約3万2000台を誇る、マツダにとって日本で最大の販売会社。それだけにそこでのプレゼンスはマツダの将来を左右すると言っても過言ではない。

「実は2012年当時、マツダは都内にメーカーのショールームを持っておらず、うまく情報発信する場がなかった。そこでメーカーショールームをつくるためにいろいろな場所を当たったが、いい場所がなく、関東マツダの都心4店舗をうまく活用して情報発信の場にしていこうとなった」とマツダの福原和幸常務執行役員は話す。

その4店舗とは、すでにリニューアルが終わった洗足店、目黒碑文谷店、高田馬場店と今回の板橋本店である。特に板橋本店は本社機能も備えることもあって、8階建てと最大規模。しかも非常に凝ったつくりになっている。外観は見る角度によって、全く異なる雰囲気を醸し出す。

1階は来店者用の駐車スペースと整備の受付で、2階にショールーム、3階が納車施設、4階が整備工場、5階が駐車場、6階が会議室、7階と8階が本社オフィスとなっている。クルマのイメージに合わせて店舗全体をマツダのデザイン部門が監修したそうで、黒を基調とした高級感を演出している。

それが顕著なのが2階のショールームで、空間全体を暗くし、車に光を当てて目立たせるようにした。作品であるクルマをいかに美しく見せるにこだわったという。家具などもクルマのイメージに合うように厳選した。また、4階の整備工場は明るさを確保したうえで、冷暖房も完備し働きやすい環境にもこだわった。

山口社長はこの板橋本店を最大限活用してマツダの魅力をユーザーに訴えていく方針で、主に豊富な試乗機会の提供、保有する歓びの提供、顧客に寄り添ったカーラーライフの提案を行っていく。

「試乗機会の提供については、点検とか車検の際に来るすべてお客に対して試乗を提案していく。代車も最新のモデルを用意して思う存分乗ってもらう。他メーカーの車に乗っているお客に対しては、モニターカーを準備して1日もしくは数日間、生活に合わせて使ってもらう」

こう話す山口社長が最も重視しているのが人材育成で、「クルマを売りよりも重要かもしれない」と強調し、「担当者がいなくても、誰でも同じような接客をできるようにして、全体的な底上げを図っていきたい」と付け加える。

すでにリニューアルした3店舗では、国内外からの視察も後を絶たず、来店客も着実に増えているという。今回の板橋本店のオープンによって、その動きにさらに拍車がかかることは間違いない。

《山田清志》

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