横浜ゴム、舗装・非舗装路両対応のダンプ向けラグタイヤ発売へ

横浜ゴム 舗装路・非舗装路用ダンプ向けラグタイヤ 302C
  • 横浜ゴム 舗装路・非舗装路用ダンプ向けラグタイヤ 302C

横浜ゴムは、舗装路・非舗装路用ダンプ向けラグタイヤ「302C」を6月1日より発売する。発売サイズは11R22.5 16PRと11R22.5 14PRの2サイズで、価格はオープン。

302Cはダンプ用クロスラグタイヤ「LY317」の後継商品で、耐外傷性能の向上によりタイヤ寿命を延ばすことで経済性を追求しつつ、安全性や利便性の改善を目指して開発。従来品に比べ幅を9mm(4%)広げたワイドトレッドデザインにより、力強くなった外観通りの優れた操縦安定性を実現する。

また、摩耗末期までカット・チッピングを発生させないために、セパレートアンダートレッド構造を採用。センター部には耐カット・チッピング性能に優れるトレッドコンパウンドをベルト付近まで配置し、走行により発熱しやすいベルトエッジ部周辺のみ、発熱を防ぐアンダートレッドゴムを配置した。さらにLY317同様、サイドプロテクターを設けることでサイド部のカット防止に貢献している。

トレッドパターンでは、偏摩耗を抑制する「センターブロック千鳥配列」やウェット性能を向上する「センタージグザグ溝」などを採用し、それらの配置を最適化。耐カット・チッピング性能やウェット性能だけでなく、悪路でのトラクション性能も向上させている。そのほか低燃費性能、静粛性、耐久性は従来品同等レベルを確保。従来品で非舗装路向けと舗装路向けに分かれていた仕様を統一し、両路面に対応可能な商品とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集