アウディ、コンパクト電動モデル3車種を発売へ…2025年までに

アウディ Q2L e-tron(上海モーターショー2019)(参考画像)
  • アウディ Q2L e-tron(上海モーターショー2019)(参考画像)
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アウディ(Audi)は、ドイツで開催した年次株主総会において、2025年までに少なくとも3車種のコンパクトな電動モデルを発売すると発表した。

アウディは将来の計画を踏まえ、2023年末までの投資金額として、合計およそ400億ユーロの予算を計上した。これには、有形固定資産および研究開発費への投資が含まれる。400億ユーロのうち、約140億ユーロがeモビリティ、デジタル化、高度な自動運転技術の開発に割り当てられる。

アウディが属するフォルクスワーゲングループは、eモビリティに明確な焦点を当てている。アウディは、その一環として、プレミアムセグメントの顧客のニーズを完全に満たすように、電動パワートレイン搭載車の拡大を計画している。

アウディでは、大型モデルの販売割合が高いため、その性能要件や長距離走行への対応を考慮して、EVだけでなく、プラグインハイブリッド車(PHV)の拡充も重視している。2025年までに、アウディのラインアップには30以上の電動モデルが投入され、その内の20モデルはEVになる予定だ。

この流れの中でアウディは、プレミアムな電動車にステップアップするためのエントリーモデルを開発する。アウディは2025年までに、フォルクスワーゲングループの新世代の電動車向け車台「MEB」(モジュラーエレクトリックドライブキット)をベースに、少なくとも3車種のコンパクトな電動モデルを開発し、市場に投入する計画だ。

《森脇稔》

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