【インタープロト 第1戦】GTドライバー同士の接近戦を制し、野尻智紀が開幕2連勝

2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦
  • 2019インタープロトシリーズ 開幕戦

富士スピードウェイで全4大会行われる2019インタープロトシリーズの第1・2戦が5月12日に行われ、野尻智紀(J-Gear7 とおる君)が開幕2連勝を飾った。

SUPER GTやスーパーフォーミュラなど国内トップカテゴリーに参戦するドライバーも多数エントリーし、毎回激しいバトルが繰り広げられるインタープロト。昨年の最終ラウンドに引き続き野尻がエントリーした他、SUPER GTのGT300クラスで開幕戦優勝を飾った阪口晴南(Pastel Motorsport)も同シリーズに初挑戦するなど、新しい顔ぶれも登場した中での開幕ラウンドとなった。

公式予選では中山雄一(岡山トヨペット K-tunes)がトップタイムを記録し、第1戦のポールポジションを獲得したが、レースをは支配したのは野尻。スタート直後にポジションを落とすも、すぐに挽回を始め4周目の1コーナーで中山をオーバーテイクしトップに立った。そのまま後続から逃げ切った野尻が第1戦優勝。このまま各車はグリッド整列を行い、第2戦のレースがスタートした。

ここでも野尻が序盤から好ペースで逃げにかかるが、中山との2番手争いを制した山下健太(人馬一体ドライビングアカデミー)が徐々に接近。最終ラップに入るところでは0.3秒差に迫った。野尻もミスのない走りを披露したが、山下はコーナー区間で速さをみせ、最終コーナーで急接近。トップ2台は一瞬横に並んだものの、最後の加速では野尻が上回り、順位を変えることなくチェッカーフラッグを受けた。2位には山下、3位には中山が続いた。

野尻はスポット参戦した昨年の最終ラウンドに続き、4連勝をマーク。「けっこうキツいレースでしたが、こうして結果を残せてホッとしています。来週のスーパーフォーミュラ第2戦に向けて良い流れを作れました」と安堵の表情を見せた。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース