PSA世界販売15.7%減の88万台、欧州はプラスを維持 2019年第1四半期

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PSAグループ(PSA Group)は4月25日、2019年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は88万6402台。前年同期比は15.7%減と、マイナスに転じている。

世界最大の新車市場、中国は後退。2019年第1四半期は東南アジアと合わせて、3万5898台を販売。前年同期比は57.5%減と、前年実績を割り込む。その内訳は、プジョーが前年同期比58.6%減の2万0369台。シトロエンは56.7%減の1万4762台だ。

欧州では2019年第1四半期、回復傾向を維持。第1四半期の欧州新車販売は、前年同期比1.6%増の78万3452台。ブランド別の内訳は、プジョーが2.9%減の29万0651台。シトロエンが4.5%増の20万3898台。オペルは、5.5%増の27万9550台を売り上げている。

この他の市場では、中東とアフリカが第1四半期、2万6838台を販売。前年同期比は81%減と落ち込む。南米では第1四半期、3万2102台を販売。前年同期比は30.1%減と後退している。

PSAグループの2018年の世界新車販売台数(ノックダウン生産分を含む)は、387万7765台。前年比は6.8%増と、5年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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