スズキのインド部門、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は3月28日、新開発のクリーンディーゼルエンジンを発表した。 この新開発ディーゼルエンジンは、排気量1.5リットルの「DDiS 225」ユニットだ。最大出力は95hp/4000rpm、最大トルクは22.9kgm/1500~2500rpmを発生する。高効率のターボチャージャーを採用し、低回転域から力強いトルクを引き出す。 このエンジンには、最適化された圧縮比と、デュアルマスフライホイールを採用する。マルチスズキによると、これによりエンジンの振動を低減し、優れたNVH性能を発揮するという。 また、軽量なアルミ鋳造シリンダーヘッドとブロックを導入した。エンジンコンピュータによる燃料噴射の最適化などの効果もあり、燃費は26.82km/リットルを達成する。 マルチスズキは、この新開発ディーゼルエンジンを、まずは上級セダンの『シアズ』に搭載する。マルチスズキは、クラス最高の燃費を実現した、としている。
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