【ネクセンタイヤ Nブルー 4シーズン】オールシーズンタイヤを試す…こもだきよし

【ネクセンタイヤ Nブルー 4シーズン】オールシーズンタイヤを試す…こもだきよし
  • 【ネクセンタイヤ Nブルー 4シーズン】オールシーズンタイヤを試す…こもだきよし
  • 【ネクセンタイヤ Nブルー 4シーズン】オールシーズンタイヤを試す…こもだきよし 横浜にあるGTNET車検センター横浜都筑
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タイヤメーカーの信頼性をチェックするポイントは?

タイヤ選びでは、そのメーカーの信頼性を知ることは重要なポイントだ。名が通ったブランドならともかく、今回紹介するネクセンタイヤは日本ではまだあまり知られていないブランドだから心配する方もいるだろう。

筆者がタイヤメーカーの信頼性をチェックするひとつのポイントは、どれくらい世界のカーメーカーに納入しているかである。それは自動車メーカーの承認を取るというのは、かなりハードルが高いからだ。ドライ、ウエット、ハイドロプレーンなども含めたハンドリング性能、乗り心地、騒音などの快適性、バランスやユニフォニティなどの製造精度の高さ、耐久性も重視される。さらにアフターサービスの充実度など多岐に渡る項目すべてに合格しなければいけないのだ。

その点でネクセンタイヤはヨーロッパを中心に17の自動車メーカーに承認されているから安心だ。フォルクスワーゲン、シュコダ、セアト、クライスラー、フィアット、ルノー、シボレー、ヒュンダイ、キア、イヴェコなどもある。日本の自動車メーカーでは三菱とスズキの名前もリストに載っている。ポルシェでは日本向けの『カイエン』2017年モデルと『マカン』2018年モデルに正式採用されているというからこれは本物だ。

もちろんネクセンには夏タイヤから冬タイヤまで揃っているが、今回紹介するのはオールシーズンタイヤである「Nブルー4シーズン」である。

オールシーズンタイヤの高速度域での実力を試す

今回の取材のためにネクセンのオールシーズンタイヤ「Nブルー4シーズン」を取り付けたクルマは10年前のボルボ『V70』である。ちょっと懐かしい感じであるが、さすがにボルボだけあってボディは意外としっかりしていた。

タイヤサイズは4本ともに205/55R16 91Hである。空気圧は4本とも車両指定の260kPaに合わせた。オールシーズンタイヤだから高速道路で直進しているときのハンドルの手応えはあまり無いのかと思っていたが、直進に戻ろうとするSAT(セルフアライニングトルク)もあり、センター付近の遊び感もないので走り始めて最初から印象が良かった。さすがにオールシーズンタイヤだけのことはあり、鋭いダイレクト感はないし、ややポヨっとした感じの優しい手応えではあるが、ニュートラル感としてはなかなか良かった。

乗り心地は凹凸に当たったときの衝撃がまろやかで、ボディが揺すられないのが良い。大きめの段差などもうまくいなしてくれるから衝撃吸収力はかなり大きい。この辺はトレッドパターンが夏タイヤより細かくなっているから有利なのだろう。

騒音に関してはまったく問題なかった。車内でゴォーという低周波のロードノイズは小さくまったく気にならない。この辺はボルボV70のボディの強さも影響しているかもしれない。シャーという高周波のパターンノイズも小さく、走行中に気になる音として聞こえなかった。まだ走行距離が少ない新品時の快適性に関してはかなり優秀といえる。

ワインディング性能はどんなクルマにも合う癖の無さ

山道に入るとカーブが多くなる。こうしたワインディングロードでの性能をオールシーズンタイヤに求める人は少ないかもしれないが、ネクセンの「Nブルー4シーズン」は期待以上の走りをしてくれる。

コーナーに向かっていったときに、ブレーキをかけてスピードダウンしていくが、このときの制動力がしっかりしていて安心感があった。そこからブレーキを緩めながらハンドルを切っていくが、このときに遅れずにハンドル角に比例して曲がる感触が良かった。

コーナーの中でさらに切り足した場合でもちゃんと追従してくれるので、ここでも安心感を持てた。ハンドルを戻すときにもスムースであった。直進時のニュートラル感のところであまりダイレクトではないという話をしたが、こうした応答性でもあまりシビアでない、ちょっとユルめの感じも扱いやすさにつながっていてちょうど良い感じだった。

コーナーを攻めていってグリップ限界付近の挙動もチェックした。コーナリングはあくまでも安定感があり、これが安心感につながっている。後輪はいつもしっかりとグリップしている上でハンドルが適度に効いて曲がってくれるから、これもドライバーが操る上で安心感になる。

攻めていったときでもキーッというスキール音が不思議なほど出ないところもいい。

一般的なスポーツタイヤとかハイグリップタイヤと呼ばれる種類ではないので、適度なグリップが少し古いクルマでもマッチする。クセがないので扱いやすいからどんなクルマでもマッチしそうだ。

いざとなればチェーン規制だって走れる!

グッドイヤーが「ヴェクター4シーズンズ」というオールシーズンタイヤを日本では広く認知させたが、こうしてネクセンタイヤのように同じ土俵に上がろうとするタイヤができるということは需要があるということだろう。

確かに年2回もタイヤを履き替えるのは面倒だ、冬タイヤを使っているときに夏タイヤを保管する場所はないし、お金を払って保管してもらうのも勿体ない、春先の突然の雪で慌てたことがある、なんていうドライバーにはオールシーズンタイヤは向いている。

いざとなれば冬道でも走れるし、M+Sマークに加えてスノーフレークマークが付いていれば、高速道路での第一次チェーン規制(冬用タイヤ規制)なら通行できるから安心だ。

編集部注:全車チェーン規制に備えチェーンを携行ください。

非降雪地域に住んでいると冬でもほとんどがドライ路面だから、スタッドレスタイヤよりしっかりしたオールシーズンタイヤは頼もしい。急に雪が降っても対応できるのはありがたい。ただしアイスバーンではスタッドレスタイヤの方が滑りは小さいから、そこは注意しなくてはいけない。

最後にネクセンタイヤを扱っている横浜にあるGTNET車検センター横浜都筑の日野さんにお話を伺ったら、お客さまにネクセンを勧めると、その名前は知らなくても価格の安さに納得して購入するという。そしてその走りにも満足しているという。安さだけではなく、世界の自動車メーカーにも認められたネクセンタイヤの性能は日本でも認知されつつあるようだ。

ネクセンタイヤ Nブルー4シーズンをもっと詳しく知りたい方はこちら

《こもだきよし》