UDトラックス クオン、ラジエータホース損傷でオーバーヒートのおそれ リコール

改善箇所
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UDトラックスは11月15日、大型トラック『クオン』のラジエータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2010年3月5日から2017年8月22日に製造された708台。

ラジエータロアホースの組付け方法が不適切なため、ホースとエンジンアンダーカバーの隙間が狭いものがある。そのためホースが膨張した場合、アイドリング時のエンジンアンダーカバー振動により双方が干渉して、ホースが損傷することがある。そのままの状態で使用を続けると、ホースに亀裂が生じ冷却水が漏れ、最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、ラジエータロアホースの組付け状態を確認・修正し、エンジンアンダーカバーを対策品と交換する。ラジエータロアホースに損傷があるものは新品と交換する。

不具合は12件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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