【F1 ブラジルGP】2連勝目前にフェルスタッペンが接触、ハミルトンが今季10勝目

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ブラジル、サンパウロのインテルラゴスサーキットで11日、F1ブラジルGPの決勝レースが行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールトゥウィンで今季10勝目を飾った。

予選の流れをそのままに、ブラジルGPの決勝レースは大混戦の展開となった。優勝争いを繰り広げたのはポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)と5番手スタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。

10周目には2位に上がり、タイヤ交換を遅らせてトップに浮上したフェルスタッペンは35周目にタイヤ交換を敢行。ハミルトンの先行を許したが、驚異的なペースで追い上げ、39周目に難なくパス。これで2連勝は確実かと思われた。

しかし44周目、周回遅れのマシンがフェルスタッペンと競り合い接触、スピン。再び2位に転落したフェルスタッペンは、手負いのマシンで必死に追い上げたが抜くには至らず。終盤、タイヤのトラブルを抱えながらもペースを維持して走りきったハミルトンがブラジルGPを制した。

3位以下も常にバトルが繰り広げられ、終盤、フェルスタッペンに追いつかんばかりの速さを見せたキミ・ライコネン(フェラーリ)に、11番グリッドから追い上げてきたダニエル・リカルド(レッドブル)が襲いかかり、激しい表彰台争いを展開。最終的にライコネンが3位でチェッカーを受けたが、4位のリカルドとの差は約0.4秒しかない大接戦だった。

バルテリ・ボッタス(メルセデス)はスタート直後に2位に浮上したが、2度目のタイヤ交換を行い、トップと22秒差の5位。2番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は終始ペースが上がらず、こちらも2度目のタイヤ交換を行い6位でチェッカーを受けた。

トロロッソ・ホンダは16番手スタートだったブレンドン・ハートレーが着実に順位を上げて11位。予選でQ3まで進み、決勝レースでポイント獲得が期待されたピエール・ガスリーは終始ペースが上がらず、13位でレースを終えた。

■F1ブラジルGP 決勝結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3. キミ・ライコネン(フェラーリ)
4. ダニエル・リカルド(レッドブル)
5. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
6. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
7. シャルル・ルクレール(ザウバー)
8. ロマン・グロージャン(ハース)
9. ケビン・マグヌッセン(ハース)
10. セルジオ・ペレス(フォースインディア)
11. ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
12. カルロス・サインツ(ルノー)
13. ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
14. エステバン・オコン(フォースインディア)
15. ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
16. セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)
17. フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
18. ランス・ストロール(ウイリアムズ)
以上完走

《藤木充啓》

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