欧州新車販売2.3%増の1230万台、PSAは5割増 2018年1-9月

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ACEA(欧州自動車工業会)は10月17日、2018年1~9月の欧州全域(EU+EFTA全30か国)の新車(乗用車)販売結果を公表した。総販売台数は1230万4711台。前年同期比は2.3%増だった。

5大主要国では、ドイツが前年同期比2.4%増の267万3418台。英国は191万0820台にとどまり、前年同期比は7.5%減と、引き続き前年実績を下回る。フランスは、前年同期比6.5%増の166万2682台。イタリアは2.8%減の149万1261台と後退。スペインは、11.7%増の104万2672台と2桁の伸び。

主要7社の販売実績は、首位のフォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなどを含む)が、前年同期比5.1%増の298万7541台。主力のVWブランドは6.3%増の138万5157台と回復。アウディブランドは4.5%減の61万0493台と引き続き減少した。

2位はPSAグループ。2018年1~9月実績は、前年同期比48.4%増の196万1654台。その内訳は、プジョーが8.4%増の75万3473台。シトロエンは6%増の47万0845台だった。また、傘下入りしたオペルは、70万1069台を売り上げ、PSAグループの大幅増に貢献する。

3位はルノーグループ(ダチアを含む)。その販売台数は129万6870台。前年同期比は6.3%増だった。低価格のダチアブランドは、13.7%増の40万5619台と、2桁の伸び。主力のルノーブランドは、3.1%増の88万5733台。

4位はFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)グループ(ランチアやアルファロメオを含む)。その販売台数は82万5377台で、前年同期比は0.7%減と、マイナスに転じた。ブランド別では、アルファロメオが7.6%増の7万1049台。ランチア(クライスラーを含む)は28.1%減の3万5456台と引き続き後退。主力のフィアットブランドは、7.9%減の58万0081台と減少に転じた。ジープブランドは、66.8%増の13万1312台と大きく伸びる。

5位のフォードモーターは、77万7919台を販売。前年同期比は1.7%減と、引き続き前年実績を下回る。

6位はBMWグループ(MINIを含む)。2018年1~9月は77万7823台にとどまり、前年同期比は1.3%減と後退。BMWブランドは、前年同期比1.8%減の61万7031台。一方、MINIブランドは0.3%増の16万0792台と、前年実績を上回った。

7位はダイムラー(メルセデスベンツとスマート)。その販売台数は72万5715台。前年同期比は4.8%減とマイナスに転じた。ブランド別では、メルセデスベンツが5.5%減の65万0886台と後退。スマートは7万4829台を売り上げ、前年同期比は1.3%増と回復を果たす。

2017年の欧州全域(EU+EFTA全30か国)の新車販売結台数は1563万1687台。前年比は3.3%増と、4年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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