トヨタ紡織のインテリアコンセプトモデル「VODY」、2018年度グッドデザイン賞を受賞

トヨタ紡織のインテリアコンセプトモデル「VODY」
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トヨタ紡織のインテリアコンセプトモデル「VODY」が10月3日、「2018年度グッドデザイン賞」を受賞した。

VODYは、昨年の東京モーターショーに出展したインテリアコンセプトモデル。世界から注目されるクリエイター集団、ライゾマティクスと、ビジュアルデザインスタジオのワウが制作協力。最新テクノロジーを駆使して、人とクルマが同期して進化する未来の移動空間を表現した演出が総合評価され、今回、グッドデザイン賞のメディア・媒体部門を3社で共同受賞した。

審査委員はVODYについて、「クルマの未来の可能性を突き詰め、SF映画の中に入り込んだような体験を提供するというコンセプトモデル。シートの形状が変化し、光や映像を使って、バーチャルにだが、かなりリアルに近未来を体感できる。リラクゼーションやメディテーションといった、クルマの機能を拡張し、新しい人とクルマの関係を感じさせる」とコメントしている。

グッドデザイン賞は、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。

《纐纈敏也@DAYS》

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