ソフトバンクは、パーキングシェアリングサービス「ブルースマートパーキング」の商用化に向けたトライアルを3日から開始すると発表した。
「ブルースマートパーキング」は、ソフトバンクのIoTプラットフォームと、車両の入出庫を感知できるカメラセンサーシステムを組み合わせて、個人や企業が保有する駐車場や遊休地を有効活用できるシェアリングサービス。ドライバーは、スマートフォンのアプリを使って駐車場を検索し、利用したい日時を選択するだけで駐車場を予約できる。
また、アプリにクレジットカード情報を登録することによって利用料金が簡単に精算できるため、キャッシュレスで駐車場を利用できる。サービスは「1日予約」と「時間予約」を提供する。
トライアルは、日本パーキング、大和ハウスパーキング、新明和工業など、駐車場サービスを提供する企業や団体が協力、エリアを限定してサービスを提供する。慢性的に駐車場が不足している東京都23区を中心にトライアルし、ドライバーのニーズの高いエリアから順次展開する。期間は2019年1月27日。アプリの利用料金は無料で、駐車場利用時、各事業者による駐車料金が必要。
ソフトバンクは今後、グループ各社と連携して新しい決済手段などさまざまな機能を「ブルースマートパーキング」に追加し、さらに使いやすいサービスの提供を目指す。