車道に倒れていた男性、タクシーにひき逃げされて死亡

20日午前0時50分ごろ、愛知県名古屋市中区内の国道19号で、車道に倒れこんでいた男性がクルマにはねられる事件が起きた。男性は死亡したが、クルマは逃走。警察は後にタクシー運転者をひき逃げ容疑で逮捕している。

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昼夜を通して交通量の多い国道で、車道上に倒れていたとみられる男性がひき逃げされる事件が起きた。男性は死亡。警察は周辺の防犯カメラ映像を分析し、タクシーを運転していた高齢の男を逮捕している。

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20日午前0時50分ごろ、愛知県名古屋市中区内の国道19号で、車道に倒れこんでいた男性がクルマにはねられる事件が起きた。男性は死亡したが、クルマは逃走。警察は後にタクシー運転者をひき逃げ容疑で逮捕している。

愛知県警・中署によると、現場は名古屋市中区栄1丁目付近で片側3車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。41歳の男性は第3車線に倒れこんでいたところ、進行してきたクルマにはねられた。

衝撃音に気づいた通行人が警察へ通報し、男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡した。男性をはねた車両はそのまま逃走しており、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。周辺に設置された防犯カメラ映像の分析を進めたところ、事故が起きた時間帯に現場を通過した複数台の車両のうち、営業中だったタクシーが事故に関与したものとみて、中川区内に在住する77歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。道路照明も設置されており、夜間の見通しも良かった。聴取に対して男は「人をはねたことには気づかなかった」として、容疑を否認しているようだ。警察では死亡した男性が車道上に倒れていたことを含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場には広めの中央分離帯も設置されているが、消防署の出入口となる部分では対向車線側へ進出しやすいようにブランクがあった。横断歩道は無いが、近くには歩道橋も設置されていたという。警察では死亡した男性がショートカット横断を試みた可能性が高いとみて、他車両と接触した可能性を含め、検証を進めている。
《石田真一》

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