今回の金曜フリー走行は12時40分~13時40分という、比較的早い時間帯に実施された。天候は曇り、路面はドライ。参戦全19台が出走し、前戦もてぎは世界耐久選手権(WEC)との日程重複により代走にシートを委ねていた#36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)と#18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG/トヨタ)も戦列に復帰している。
初日2番手タイムは新人の#50 千代勝正(B-Max Racing team/ホンダ)で1分14秒511、こちらもソフトでのタイムだった。#50 千代は「ドライビングにもクルマにもまだ伸びしろはあるタイムです。前戦では低迷してしまいましたが、今回はチームと一緒にいい方向に進めている、クルマへの理解が進んでいると感じています」と語り、内容的にも好感触な様子。そしてこちらもドライを期待しているが、どうやら各陣営、既に雨を覚悟しているようでもあった。
3番手タイムには昨年の岡山戦で1勝している#19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)が1分14秒547で続いた(昨年5月の岡山戦は2レース制で、#19 関口はレース2で優勝。今回の岡山戦は1レース制)。4番手タイムは#1 石浦のチームメイトで16年王者の#2 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)。5番手には#18 可夢偉がつけた。