スズキは8月2日、2018年4月~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。売上高および各利益はいずれも過去最高となった。
売上高は前年同期比13.6%増の9875億円。国内売上高は四輪車販売の増加等により同11.0%増の2963億円。海外売上高はインドでの四輪車や二輪車の販売増等により同14.7%増の6912億円となった。営業利益は、アジア、日本、欧州での損益改善等により同36.9%増の1165億円、経常利益は同33.8%増の1331億円、純利益は同31.3%増の859億円だった。
四輪車事業は、昨年度に投入した『スペーシア』『クロスビー』など新型車が貢献し、国内売上高は前年同期を上回った。海外売上高もインドや欧州等での販売増等により前年同期を上回った。四輪車事業の売上高は同14.4%増の9006億円となった。営業利益は日本、アジアでの損益改善等により同37.8%増の1094億円となった。
二輪車事業は、インドでのスクーターの販売貢献等により、売上高は同4.4%増の643億円。営業利益も同4.8%増の21億円、増益となった。
マリン事業他も、売上高は大型船外機「DF350A」の北米を中心とした販売貢献等により同10.8%増の226億円。営業利益は北米での損益改善等により同35.3%増の50億円となった。
通期業績については、売上高3兆8000億円(前期比1.1%増)、営業利益3400億円(同9.1%減)、経常利益3500億円(同8.6%減)、純利益2050億円(同5.0%減)とした期初予想を据え置いた。
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