交通量の多い区間、車道にいた高齢女性がトラックと接触して死亡

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交通量が多い国道で、車道の路肩部分に立っていたとみられる高齢女性が大型トラックと接触する事故が起きた。女性は全身強打が原因で死亡している。

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30日午前10時30分ごろ、山口県宇部市内の国道490号で、車道部分に立っていたとみられる高齢女性と、車道を通過した大型トラックが接触する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はトラック運転者から事情を聞いている。

山口県警・宇部署によると、現場は宇部市北琴芝付近で右折レーンを含めて片側3車線の直線区間。82歳の女性は道路左側の路肩に立っていたところ、第1車線を通過していた大型トラックと接触した。

接触の弾みで女性は転倒。この際に頭部を強打し、近くの病院へ収容されたが、約2時間後に死亡した。トラックを運転していた54歳の男性にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は昼夜を通して交通量が多い区間。約20m離れた場所には横断歩道や信号機の設置された交差点もあった。死亡した女性が横断しようとしていたのか、それとも車道を歩いていただけだったのかは不明のままで、警察では目撃者を探して事情を聞くなど、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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死亡した女性が立っていたのは、横断歩道や信号機が設置された交差点から約20m手前にあたり、右折レーンを含めた3車線に拡幅された場所だった。ショートカット横断ができるほどの少ない交通量ではなく、警察では徘徊の可能性も含めて進入した経緯を調べているようだ。

《石田真一》

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