集団登校中の小学生、軽トラックにひき逃げされて軽傷

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特異な形状となっている交差点で、集団登校中の児童と軽トラックが接触する事故が起きた。児童は軽傷を負ったが、軽トラックはそのまま逃走している。

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19日午前8時5分ごろ、岐阜県関市内の市道で、徒歩で道路を横断していた小学生の男児と、交差進行してきた軽トラックが接触する事故が起きた。男児は軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走している。

岐阜県警・関署によると、現場は関市上白金付近で幅員約3mの直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。7歳の男児は集団登校中で、国道156号に架かる歩道橋から下り、市道を横断しようとしたところ、交差進行してきた軽トラックと接触した。

男児は腕を打撲するなどの軽傷。一緒に登校していた他の児童6人にケガはなかった。軽トラックは一旦は停車したものの、そのまま逃走していることから、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場の道路は地元車両の通行が中心になっているとみられることから、警察では周辺での捜索を行うとともに、防犯カメラ映像の分析を進めるなどして容疑車両の割り出しを急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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負傷した児童は歩道橋を下ってきて、その先の市道を横断しようとした際、交差進行してきた軽トラックと接触していた。歩道橋は交通量の多い国道を跨ぐように設置されているが、歩道橋の階段を下りたところは国道の歩道ではなく、並行する市道に直結していたという。市道の交通量は多くなく、そういった意味では安全に歩行できるとされていたのだが……。

《石田真一》

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