KDDI、東南アジア・中東でリアルタイム車両管理サービス「Cariot」を展開

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リアルタイム車両管理「Cariot」
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KDDIは、シンガポール子会社とフレクトが、リアルタイム車両管理「Cariot(キャリオット)」を東南アジア・中東地域の法人に共同展開すると発表した。

「Cariot」は、車両のシガーソケットなどにデバイスを差し込むだけで、インターネット経由で車両の速度、走行距離、エンジン回転数、燃費、主電源電圧などの情報をデジタルデータとして取り出すことができる、法人向けリアルタイム車両管理サービス。車両の情報を可視化できるため、コンプライアンス強化や安全性向上につながり、コスト削減や業務効率化に活用できる。

ソラコムのグローバル向けAir SIMを活用し、国境を越えて走行した際、各国で自動的にローミングする。東南アジアは複数の国が隣接しており、国をまたいで車両が走行するケースが多く、車両のトレーサビリティ管理に課題があった。また、急発進などの危険運転から発生する事故も多く、ドライバーへの啓蒙も重要な企業課題となっている。

KDDIシンガポールは、販売元としてまず、東南アジア・中東地域の日本法人向けに展開し、その後、現地法人への販売を強化する。また、対応する国を拡大していく。

《レスポンス編集部》

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