【レッドブル・エアレース 千葉】室屋選手はグーリアン、チャンブルスに続く3位で予選通過

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予選3位通過となった室屋義秀選手のフライト
  • 予選3位通過となった室屋義秀選手のフライト
  • 予選を順調に飛行する室屋選手の機体
  • フライトを終えた室屋選手タイム。この時点で2位だった
  • 室屋選手の順番が来ると会場は大いに沸き立った
  • 一番最後の登場し、貫禄の1位で通過したマイケル・グーリアンのフライト
  • 唯一の55秒台となったマイケル・グーリアンのタイム

千葉で開催されるのは今年で4回目となった「レッドブル・エアレース千葉2018」。26日はその予選が行われ、日本人パイロットの室屋義秀選手は、上位進出が期待される56秒403と好成績を残して3位通過となった。

予選は、曇り空の中とはいえ、昨年とは違って緩やかな陸からの風が吹く、フライトには好コンディションの中で展開された。予選は各選手とも2回ずつトライし、好成績を残したタイムで競われる。56~57秒台でゴールする選手が続出する中、54秒台を目標としていた室屋選手の活躍に注目が集まった。室屋選手が予選で登場したのは、シーズン成績を反映して最後から3番目。少々明るさが落ちてからのスタートとなった。

室屋選手の順番が来ると、会場からは大きな声援が上がり、期待を一身に受けてのフライトとなった。スタート地点を通過してパイロンを抜けていく様はかなり順調の様子。ターンにしてもとても無駄がなく、かなりのハイペースで一気に駆け抜けた。結果はペナルティなしの56秒403。この時点ではカービー・チャンブレスに続く2位だった。

ところが、一番最後に登場したマイケル・グーリアンが唯一の55秒台となる55秒424を記録。会場内からは「スゴイ!」「ワー!」と悲喜こもごもの声が響き渡った。とはいえ、室屋選手のタイムは十分に上位を狙えるタイム。明日の決勝に期待はますます高まる。

《会田肇》

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