世界初、AIを搭載したEV、NIO ES8…北京モーターショー2018[詳細画像]

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NIO ES8(北京モーターショー2018)
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中国の振興EVメーカーNIO(ニーオ)は、4月25日から5月4日まで中国にて開催された北京モーターショー2018において、新型EVのNIO『ES8』を公開した。

NIOは、上海市に本拠を置く振興EVメーカーで、中国のIT巨大企業であるテンセントが出資していることで知られている。

さらに、2017年5月には、EVスーパーカーNIO『EP9』がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいてタイムアタックを敢行し、ランボルギーニ『ウラカン』の高性能モデル「ペルフォマンテ」の6分52秒01を上回る、6分45秒900で駆け抜けた。

このNIOが、3列シート7名乗りのハイパフォーマンスEVとして、2017年12月より発売しているモデルがES8だ。

このES8は、モーターがフロントとリア両方に設置されるデュアルモーター方式を採用し、最高出力480kW、最大トルク840Nmを発揮。AWDシステムと合わせて0-100km/hを4.4秒で加速する。

航続距離は、欧州基準であるNEDCで355km。60km/hの定速走行で500kmとなる。

このES8は、通常のバッテリー充電方式に加えて、バッテリーを交換する方式を採用しており、車のバッテリー残量が減少した場合は、専用のバッテリー交換ステーションにて満充電状態のバッテリーと交換出来る。

この交換に掛かる時間は約3分で、NIOは2020年までに1100箇所以上のバッテリー交換ステーションを設置するとしている。

また、最新の先進運転支援システムである「NIO Pilot」を搭載。前面カメラと4台のサラウンドカメラ、5台のミリ波レーダー、12台の超音波センサー、ドライバーモニターカメラを含めた23個のセンサーが搭載される。

さらに、世界初の車載AIシステム「NOMI」を搭載。音声認識システムを介して、様々な情報をやり取りすることができ、インテリジェンスとコネクテッド機能と組み合わせて様々な機能が利用可能だ。

価格は、現地価格で44万8000元から。日本円にすると約780万円から。

《ショーカーライブラリー》

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