東洋ゴム工業が発表した2018年1~3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比15.2%減の85億円と大幅減益となった。
売上高は同4.4%減の937億円と減収だった。タイヤ事業の売上高は同2.5%の増収となったものの、自動車部品事業が同4.0%減となったのに加え、加工品事業を売却したため、全体では減収となった。
収益では営業利益は同12.5%減の105億円だった。販売要因で13億円の増益要因があったものの、販売管理費の増加で15億円、製造コストの増加で9億円、為替差損で2億円などの減益要因があったため。
四半期利益は同14.4%増の67億円だった。
通期業績見通しは据え置いた。