GMは4月26日、2018年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は209万6138台。前年同期比は10.6%減と、2桁の落ち込みとなった。市場別の2018年第1四半期の販売実績では、中国が新記録となる98万6052台を販売し、引き続きGMの最量販市場に。前年同期比は7.9%増だった。これに続いたのは、地元の北米。2018年第1四半期は、82万7433台を販売した。前年同期比は1.4%増と微増ながら、前年超え。米国では71万5264台を販売。前年同期比は3.8%増だった。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が2.4%減の3万4150台。主力大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、5.5%増の13万5545台と、前年実績を上回る。欧州は第1四半期、前年同期比99.7%減の910台と大きく減少。これは、オペル/ボクスフォールを、PSAグループに売却したため。その他の世界市場では第1四半期、7.6%減の28万1743台を売り上げている。GMの2017年の世界新車販売台数は、960万0340台。前年比は4.1%減と、5年ぶりに前年実績を下回った。
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