FCA、純利益は59%増 2018年第1四半期決算

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欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は4月26日、2018年第1四半期(1~3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は270億2700万ユーロ(約3兆5785億円)。前年同期の277億1900万ユーロに対して、2.5%減少している。これは主に、為替相場の影響。

一方、第1四半期の純利益は、10億2100万ユーロ(約1352億円)。前年同期の6億4100万ユーロに対して、59.3%の増益を達成し、第1四半期としては、4年連続で黒字を計上した。コスト削減や法人税の減税が、収益を押し上げる形となった。

第1四半期の市場別の実績では、欧州や南米が好調。減速傾向にある北米や、中国を含めたアジア太平洋地域を補った。

FCAは現在、中期経営計画の「2014‐2018ビジネスプラン」を推進。2018年末までに、世界新車販売台数を、2013年実績に対して、およそ6割増の700万台へ引き上げる目標を掲げている。

《森脇稔》

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