東武鉄道(東武)の1800系電車が5月20日、ラストランを迎える。
1800系は、1969年9月、伊勢崎線の急行『りょうもう』用として登場し、1987年までに総勢54両が製造された。当初は4両編成だったが、後に6両編成も登場し、最終的には全編成が6両化された。
後継の200系電車が登場した1991年から1998年にかけて、順次、『りょうもう』の運用を外れ、通勤用車両や急行用(後に特急用)の300・350系に改造。通勤用改造車は2007年までに、300系改造車は2017年までに廃車されており、残るは350系3編成と、今回のラストランに使用される唯一の1800系オリジナル1819号編成となっていた。
なお、ラストラン当日は、東武動物公園9時56分発~浅草15時35分着の時刻でツアー列車が運行される。すでに満員になっており、詳細な経路は公表されていない。