スーパーマーケットで乗用車が暴走、陳列棚に突っ込む…ペダル踏み間違えか

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宮城県仙台市内にあるスーパーマーケット駐車場で高齢者が運転するクルマが暴走して陳列棚に突っ込む事故が起きた。
ペダル踏み間違えが原因とみられ、近くを歩いていた客の男性が事故に巻き込まれて負傷している。

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5日午前10時25分ごろ、宮城県仙台市太白区内にあるスーパーマーケットの敷地内駐車場で乗用車が暴走し、建物外に設置されていた陳列棚に突っ込む事故が起きた。近くにいた客の男性がはねられ、軽傷を負っている。

宮城県警・仙台南署によると、現場は仙台市太白区西多賀5丁目付近にあるスーパーマーケットの敷地内。80歳の男性が運転する乗用車は駐車場内に進入してきたが、駐車操作をしている際に急加速して暴走。そのまま店の建物外に設置されていた野菜の陳列棚に突っ込んだ。

クルマは陳列棚を破壊して中破。近くにいた客の48歳男性が暴走してきたクルマと接触して転倒し、足を打撲するなどの軽傷を負った。運転者の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

警察の聴取に対して運転者の男性は「ペダルを踏み間違えてしまったかもしれない」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

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店の建物は出入口の前に風除けの壁がある構造となっており、クルマはこれに衝突する状態で停止していた。
この壁が無かった場合、建物内まで進入していた可能性もあった。
陳列棚付近にたまたま人がいなかっただけで、そこに誰かがいたならばさらに負傷者は増えていたかもしれない。

《石田真一》

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