自宅近くで道路横断の高齢女性、軽乗用車にはねられ死亡

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自宅近くの国道を徒歩で横断していた高齢女性が軽乗用車にはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

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3月31日午前6時ごろ、岩手県久慈市内の国道281号を徒歩で横断していた高齢女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

岩手県警・久慈署によると、現場は久慈市大川目町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。83歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は頭部などを強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約2時間後に死亡した。クルマを運転していた23歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は死亡した女性の自宅近く。畑での作業を終えて帰宅する際に事故に遭ったものとみられている。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は見通しの良い区間。自宅近くであり、死亡していた女性にとっては「渡り慣れた場所」だったとみられる。渡り慣れているということは、その反面で「安全確認は疎かになりやすい」こともあり、結果として事故に至ってしまったようだ。
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《石田真一》

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