自動ハンドル操作に関する国際基準が成立 日本は10月ごろ発効

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国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第174回会合で、自動で車線変更する自動ハンドル操作に関する国際基準が成立した。国土交通省が20日、発表した。

高速道路で、運転者のウインカーなどの操作を起点に、自動で車線変更を行うことを可能とするための、自動ハンドル操作に関する国際基準が全会一致で成立した。基準の策定では日本とドイツが議論を主導してきた。

基準では、システムの作動状態を運転者に示すことや、運転者のハンドル操作をシステムより優先すること、車線変更する先の車線の後方接近車両と自車との車間距離が十分でない場合は自動車線変更を開始しないことなどが規定される。

基準は10月頃に発効する見込みで、日本も関係法令を改正し採用する予定。

今次第174回会合は3月12日から16日にスイス・ジュネーブにて開催された。

《レスポンス編集部》

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