少数台数の輸入車もエコカー減税対象に 2018年夏から

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国土交通省は、自動車のエネルギー消費効率の算定に関する省令を一部改正すると発表した。

日米首脳会談でエコカー減税の対象から、輸入自動車特別取扱制度(PHP)を使って輸入された自動車を排除しないことを確保することとされた。PHPは、年間販売台数が5000台以下の輸入車を対象とした、安全・環境基準の適合性確認を合理化する制度。

今回、国がエネルギー消費効率を算定していないPHPを使って輸入された自動車についてもエコカー減税の対象とするため、制度を改正する。

PHPを利用している自動車メーカーから申請があった場合、省エネ法第80条第1号イに規定するエネルギー消費効率に相当する数値を算定することができることとする。これに伴って申請方法を定める特定輸入自動車のエネルギー消費効率相当値の算定実施要領を新設する。

また、エコカー減税の対象とするため、低排出ガス車認定実施要領も一部改正し、PHP車を低排出ガス車の認定対象に加える。自動車の燃費性能の評価と公表に関する実施要領を一部改正し、PHP車を自動車の燃費性能の評価対象に加える。

一般の意見を聞いた上で4月に公布し、2018年夏以降、施行する。

《レスポンス編集部》

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