北朝鮮からはどんな選手が出場するの?---平昌オリンピック

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フィギュアスケート・ペアのリョム・テオク選手とキム・ジュシク選手
  • フィギュアスケート・ペアのリョム・テオク選手とキム・ジュシク選手
2月9日より開催される平昌オリンピック。

韓国で開催される同オリンピックへの北朝鮮参加を正式決定したIOC。北朝鮮から計22選手の出場を特別枠で認め、アイスホッケー女子でオリンピック史上初の南北合同チームの結成を承認した。開会式では朝鮮半島をかたどった「統一旗」の下、韓国と北朝鮮、両国の選手が同時に行進するという。

世界中から注目が集まったこれらの北朝鮮の22名の選手。では、一体どんな選手がオリンピックに参加するのだろうか。

◆フィギィアスケート

もっともメダルを期待されているのは、フィギュアスケート・ペアのリョム・テオク選手とキム・ジュシク選手だ。もともと、北朝鮮で唯一オリンピックの出場枠を手に入れていた選手たちだ。



昨年2月に開催された札幌冬季アジア大会では3位に入賞している。この大会により日本でも知名度を高めた両選手。特にリョム・テオク選手は19歳、154センチ、42キロの小柄、細身な体格で、日本人にもファンは多い。

北朝鮮だとフィギュアのリョム・テオク選手しゅきぃ— メガネ総帥 (@sousui_desu) 2018年1月16日

◆アイスホッケー

アイスホッケーは開催まで1カ月足らずの時期に韓国選手との合同チームをつくることが決まった。急造チームで挑むことによるチームワークの不十分さ含め、様々な立場からの懸念がある。

平昌五輪前に北朝鮮が軍事パレードをするかもとのこと。女子アイスホッケーの合同チーム結成など、せっかくの融和ムードをぶち壊しにする挑発行為は謹んでもらいたいですね。スポーツに政治を持ち込むのはどうかと思います。— ヒデキ・ノダ (@hideki_ttip83nh) 2018年2月7日

◆スキー、スケート

北朝鮮はまた、2人のショートトラックスピードスケーター、3人のアルペンスキーヤー、3人のクロスカントリースキーヤーをオリンピックに送り込む。

しかし、ショートトラックのチェ・ウンソン選手は2日、練習中に転倒して病院に搬送されたことが明らかになっており、出場が危ぶまれている。

政治的な思惑で満ちたオリンピックへの北朝鮮参加。インターネット上でも肯定的な意見を見ることは少ない。ことさら例外を許した「女子アイスホッケーの合同チーム結成」に集まる批判の声は大きい。(IOCがチームの登録選手数を両国選手合計で35人としたことなど。他の国は規定通りの23人)実力でオリンピックを勝ち取れた選手もフィギィアスケートの2選手だけだ。

しかし、あまりにもナイーブなのかもしれないが、ここで2016年に話題になったあのツイートを思い返してみる。

「私たちがオリンピックを開催する理由はここにある」こう発言した政治科学者のイアン・ブレマーさんが取り上げた、韓国代表のイ・ウンジュ選手と、北朝鮮代表のホン・ウンジョン選手が笑顔でセルフィーしている瞬間だ。本来いがみ合っているはずの両国に属する2人の選手が笑い合っている瞬間には、オリンピックのもつ意義が象徴されている。

Gymnasts from North & South Korea take a selfie together. This is why we do the Olympics. pic.twitter.com/Id44OuehN3— ian bremmer (@ianbremmer) 2016年8月5日

少しでもこのオリンピックへの北朝鮮参加が、様々な場でポジティブな影響をもたらすことを願う。

【平昌オリンピック】北朝鮮からはどんな選手が出場するの?

《編集部@CycleStyle》

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