日産 ジューク、1万4000台をリコール…制動力低下のおそれ

自動車 テクノロジー 安全
日産ジューク
  • 日産ジューク
  • 改善箇所

日産自動車は2月2日、『ジューク』のブレーキマスターシリンダに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2015年8月3日~2017年12月11日に製造された1万4615台。

ブレーキブースター内部のスプリングが製造のバラツキを考慮した設計となっていなかったため、ピストンが傾いて押されカップシールとの摺動抵抗が高くなり、ブレーキペダルを速く踏みこんだ際にカップシールが捲れることがある。そのため、シール部からブレーキブースター内部にブレーキ液が漏れ、そのままの状態で使用を続けると警告灯が点灯し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。

改善措置として、全車両、マスターシリンダのピストンに専用の潤滑剤を塗布する。

不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集