メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は1月9日、新車整備関連事業会社のエムビー・サービス日本(MBSJ)を新設、港湾運送大手の上組を事業パートナーとすることを発表した。
MBJは1992年に日立市に新車整備センターを設立し、メルセデス・ベンツおよびスマートの新車整備などを展開。厳しい品質水準を満たす整備や法的な完成検査を実施する重要な拠点として現在、国内におけるメルセデス・ベンツおよびスマートの約6割を担当している。
MBJでは今後の環境変化への迅速な対応、さらに効率的な運営を目指して、全体プロセスやリソースの最適化を検討。その結果、新車整備関連事業を分割・新会社化し、新車整備事業を承継することを決定した。
また、同日付でMBSJの株式の66.6%を国際的な総合物流カンパニーである上組に譲渡し、業務提携。上組の豊富な経験や創造的なアイディアを同事業のオペレーションに取り入れることで、さらなる機能拡充を図っていく。