ショートカット横断、車にはねられた高齢女性が死亡…ドライバーは遠くを見ていた

繁華街でのショートカット横断による事故。横断歩道や信号機の設置された交差点への遠回りを嫌ったものとみられる。クルマの運転者は遠方に気を取られており、手前で横断する歩行者に気づくのが遅れたことで事故につながった。

自動車 社会 社会
繁華街でのショートカット横断による事故。横断歩道や信号機の設置された交差点への遠回りを嫌ったものとみられる。クルマの運転者は遠方に気を取られており、手前で横断する歩行者に気づくのが遅れたことで事故につながった。

☆☆☆

25日午後6時30分ごろ、愛媛県松山市内の市道で、徒歩で道路を横断していた高齢女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。

愛媛県警・松山東署に松山市千舟町付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。82歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。クルマを運転していた香川県さぬき市内に在住する32歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は松山市中心部の繁華街で交通量も多い区間。約100m離れた場所には横断歩道や信号機が設置され、安全に横断できる交差点もあった。聴取に対して男は「遠方に気を取られ、近くにいた横断者に気づかなかった」などと供述しているようだ。警察は事故を起こしたクルマに搭載されていたドライブレコーダーの映像分析を進めるなど、発生の経緯を詳しく調べている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集