駐車場に入ろうとして直進バイクの進路を塞ぐ、ひき逃げで逮捕

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逮捕された男は免許取得歴が無かったが、聴取に対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。警察では日常的に無免許運転を繰り返していたものとみて、男を厳しく追及。事故発生の経緯を詳しく調べている。

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21日午後11時30分ごろ、京都府京都市右京区内の市道を走行していたバイクと、道路右側の駐車場へ入ろうと右折していた乗用車が衝突する事故が起きた。バイク運転者が死亡したが、クルマは逃走。警察は後にひき逃げ容疑で逮捕している。

京都府警・右京署によると、現場は京都市右京区太秦京ノ道町付近で片側2車線の直線区間。乗用車は道路右側の飲食店駐車場へ入ろうと右折を開始したところ、対向車線側を直進してきたバイクの進路を塞ぐ状態となり、バイクはそのまま衝突した。

バイクを運転していた19歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クルマはそのまま逃走したことから、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。周辺捜索を行った結果、同区内の民家敷地内で衝突痕のある乗用車を発見。このクルマを運転していた25歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

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道路右側の駐車場に入ろうとしたクルマと直進バイクが関係した事故。事故の瞬間は近くに設置されていた防犯カメラが撮影していた。現場は交通量の多い区間で、バイクは前走車の死角に入っていた可能性もあるという。

《石田真一》

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