クルマがドライバーと対話する時代へ…VW「Volkswagen Car-Net」

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VW『Volkswagen Car-Net(フォルクスワーゲン カーネット)』
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フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)は12月21日、都内にある同社オフィスにて、VWが提供するコネクティビティ機能であるオンラインサービス「Volkswagen Car-Net(フォルクスワーゲン カーネット)」の体験試乗会を実施した。

フォルクスワーゲン カーネットは、Wi-Fiルーターやスマートフォンのテザリング機能を利用してインターネットに常時接続して利用する車載情報システムだ。


このシステムには、大きく3つに分かれた機能があり、テレマティクス機能の「Guide & Inform(ガイド アンド インフォーム)」、スマートフォンを接続して楽しむ「App-Connect(アップコネクト)」、EVやPHVなどのe-Mobility専用の「e-Remote(イーリモート)」がある。


◆オンラインであるが故の正確さ「Guide & Inform(ガイド アンド インフォーム)」

特にガイド アンド インフォームについては、昨年9月からの導入以来、ナビゲーションシステムの検索性能、案内精度と快適性が大幅に高まり、利便性と安全性が向上している。今年の秋には、さらに使い勝手が向上したという「ガイド アンド インフォーム」の主な機能を紹介する。


まずはじめに、オンライン施設ボイス検索だ。これは、Googleのサーチエンジンを使った音声入力での施設検索を実現している。「オッケーグーグル」の一声でとまではいかないが、ステアリングの音声認識ボタンを押すことで運転中でも安全に素早く起動できる。

例えば、目的地に向かっている時に美味しいコーヒーが飲みたくなったとする。その際、このボイス検索を起動して「近くの美味しいカフェ」なんて言えば良いわけだ。そうすると周辺のカフェをリストにして表示してくれる。実際にそのカフェにナビゲーションをセットする時も、目的地にするか経由地にするかまで、すべて音声だけで完結できる。

次に、オンライン目的地インポート。これは、事前にPCやスマートフォンのポータルサイトから、目的地を検索、登録しておけば、ナビゲーションシステムのオンライン目的地リストに自動送信されるというもの。目的地を最大100件まで登録することができ、ドライバーはそのリストから素早く目的地の設定が出来る。

長距離のナビゲーション設定時に便利なものが、オンラインVICS交通情報だ。通常のFM電波で送信されるVICS情報は都道府県エリアごとしか提供されないが、このオンラインVICS情報ではエリアを越えて提供される。これにより、都道府県境を跨いで目的地を設定したときでも、目的地周辺の渋滞情報まで把握しながら最適なルートガイダンスを実現するというわけだ。

さらに、現在地と目的地、気になる場所の天気を確認することも出来る。もちろん、到着地の天気は到着時間が考慮されたものが表示され、天気だけではなく気温や風の状態、さらに3日間先の天候も確認することが可能だ。

知らない土地を移動中に燃料が少なくなり、近くのガソリンスタンドを慌てての探す経験のあるドライバーもいるだろう。そんな時は、カーネットで近隣のガソリンスタンドの銘柄や位置、営業時間、価格情報を取得できる。取得されたガソリンスタンドは価格順と距離順でリスト表示され、選択したガソリンスタンドをナビゲーションに取り込むことが可能だ。このガソリンスタンド検索は必要な時に手動で調べることもできるが、自動車の残燃料が一定を下回るとクルマから通知され、ガス欠のリスクも低減される。

また、近隣の駐車場もカーネットで表示することが出来る。もちろん、自車位置からの距離だけではなく、収容台数、駐車料金、営業時間、さらには対応する駐車場の満空情報をリアルタイムで表示してくれる。満空情報を確認できる駐車場へナビゲーションをセットして行く場合には、途中その駐車場が満車になってしまう場合に通知もしてくれる。

その他の機能として、予め登録したプロバイダーの最新のニュースが表示されるミュース機能、タイヤの空気圧、燃料のレベル、ブレーキの摩耗などの車両情報や各種警告灯、定期点検などメンテナンスに必要な情報を確認出来るビークルヘルスレポート、曲の情報をオンラインで自動的に表示してくれるオンラインGracenoteが搭載される。


◆モバイルアプリをクルマでも「App-Connect(アップコネクト)」

VW e-ゴルフ コネクティビティ機能“App-Connect
アップコネクトは、ユーザーが利用中のiOSやAndroid OS端末と接続して、スマホ内のアプリが利用できるようになるもの。接続方法は、USBケーブルを介してそれぞれを接続する。これでiOSなら「CarPlay」を、Androidなら「android auto」が利用可能となる。また、Android端末とは「MirrorLink」にも対応し、スマホ内にインストールされた全てのアプリが車載器側で表示できるようになる。


◆e-Mobility(イーモビリティ)専用「e-Remote(イーリモート)」


イーリモートは、EVとPHV専用の機能で走行データの確認やバッテリーの充電状況などの車両情報、エアコンやウィンドウヒーターのリモートコントロールに加え、自車の位置を地図上で確認できる駐車位置サービスがある。エアコンの作動状況は、外部充電をしてる場合、最大30分までの連続運転が可能で充電を使用している場合は10分間に絞られる。さらに、出発時間プログラム機能では、出発予定時間を設定することにより効率の良い充電やエアコンなどの車両準備を完了させておいてくれるという。
《平川 亮》

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