【WEC】トヨタGAZOOレーシング、2018/2019シーズン参戦を決定

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トヨタは2018/2019シーズンのWECにも参戦することを決めた。
  • トヨタは2018/2019シーズンのWECにも参戦することを決めた。
  • TOYOTA TS050 Hybrid(2017年型)
  • TOYOTA TS050 Hybrid(2017年型)
  • TOYOTA TS050 Hybrid(2017年型)
  • TOYOTA TS050 Hybrid(2017年型)
  • 2017年WEC最終戦、トヨタGAZOOレーシングはシーズン5勝目を達成し、ポルシェとの対決を締めくくった(最終戦2-3位はポルシェ)。
トヨタGAZOOレーシングは19日、世界耐久選手権WEC)の“来季”、2018/2019シーズンへの参戦を決定した。ポルシェの撤退により、LMP1クラスへのいわゆるワークス参戦が自社のみになると見込まれる状況下、トヨタの判断が注目されていたが、参戦継続という決定を見た。

WEC最高峰クラスのLMP1に関しては、今後の在り方を巡って調整が続いており、従来は大きなパフォーマンス差があったハイブリッド車(ワークス陣営のLMP1-Hマシン)とノンハイブリッド車(プライベートチーム)を規則的に接近させて競争環境を新生するなどし、ポルシェ不在となる2018/2019シーズン以降に“対応”する方針となっている。

既にLMP1からは「マニュファクチャラーズタイトル」(メーカー王座)が消滅し、代わってチームタイトルをメインに争うこと等が順次決定済み。また、WECは例年6月のルマン24時間レースを最終戦とする年跨ぎシーズン制への移行も早くに決めており、最初の2018/2019シーズンは“スーパーシーズン”として両年のルマンを含む都合1年半扱いのシーズンとなる。

その来季、2018/2019シーズンにトヨタはLMP1参戦継続を決めた。ドライバーラインアップ等は年明け早々に発表予定。今回の参戦継続決定に際しては、豊田章男トヨタ社長がコメントを寄せている。

豊田章男社長のコメント
「クルマが誕生して100年を超え、“電動化” “自動化”など大きな変化の時を迎えるなか、『次の100年もクルマは楽しいぞ!』そうしていきたいという決意を、私は強く抱いています。2012年より、我々はハイブリッド技術を載せたレースカーで、ルマン24時間レースを含む世界耐久選手権の道に挑んでまいりました。もちろん、どのクルマよりも長い距離を走りきり、レースに勝ちたいという想いで続けてきた挑戦でしたが、我々がそのクルマに載せていた想いは、それだけではありませんでした」

「燃費など環境性能だけを高めるだけでなく、『運転が楽しい』『もっと乗っていたい…』『もっと走らせていたい…』ドライバーがそう思えるハイブリッドカーを実現したい、これが私どもの強い想いでした。 今年、はじめてルマンに行きましたが、トヨタを応援してくださる声援と共に、『こういうハイブリッドのスポーツカーは出さないのか?』という声も多くいただきました。私自身、そのようなクルマを世に出したいと思っていますし、それは『次の100年もクルマを楽しくする』ための1台になると思います」

「今年、我々のクルマはルマンの道を“速く”駆け抜けることは出来ました。しかしながら、24時間走り続ける“強さ”を兼ね備えることは出来ませんでした。お客様に乗っていただくクルマをお届けしたいと願いながらも、まだその域に達していない…それが我々の今の実力です。 この道で技術を磨き合うライバルが去ってしまったことは大変残念ですが、スピード域の異なるクルマが混走し競い合う世界耐久選手権という競技、とりわけ、公道をも舞台にしながら24時間戦い続けるルマンが『次の100年もクルマは楽しい』の実現に向けた最適な実験場であることに変わりはありません」

「私どもトヨタが目指す“もっといいクルマ”は、モータースポーツという極限の環境において鍛えられ、つくられていきます。だからこそ、我々は、景気の良し悪しなどに左右されることなく、永続的にモータースポーツに取り組んでまいりたいと考えます。TOYOTA GAZOO Racingは、来シーズンもこの競技への参戦を続けます。そして、 この先も、運転が楽しい…もっと走らせていたい…そう思っていただけるクルマをお客様にお届けできるよう、培ってきた技能と技術をさらに高めてまいります。引き続き、応援いただければ嬉しく思います。みなさま、よろしくお願いいたします」

WECの2018/2019シーズンは18年4月6~7日のプロローグテスト(ポールリカール)から始まり、開幕戦は5月5日決勝のスパ・フランコルシャン6時間、そして第2戦が6月16~17日決勝のルマン24時間となる。トヨタは悲願の初制覇(総合優勝)を目指し、来年もルマンの地へと赴く。
《遠藤俊幸》

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