【福岡モーターショー2017】あのクルマは九州で製造されていたのか! “新旧展示”でわかる、生産第1号車から最新モデルまで

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福岡モーターショー2017「北部九州クルマの歴史と未来展」
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福岡国際会議場「北部九州クルマの歴史と未来展」には、トヨタ『マークII』や日産『ダットサントラック』、ダイハツ『ミゼット』が。こんな旧車たちがなぜモーターショーに?

これらは、九州にある工場で初めて生産されたモデル。「北部九州クルマの歴史と未来展」は、各地で行われるモーターショーのなかでも、福岡モーターショー2017(12月15~18日開催)だけのオリジナル企画展だ。

今回、この企画展に出展したおもな企業は、トヨタ自動車九州、日産自動車九州、ダイハツ九州など。それぞれが、九州で稼働する工場の歴史や製造モデルを紹介していた。

展示フロアからは「あのクルマは九州で製造されていたのか!」と唸る声が聞こえた。

◆レクサスの主力工場…トヨタ自動車九州

1991に創立したトヨタ自動車九州は、本社のある宮田工場(福岡県宮若市)、苅田工場(福岡県苅田町)、小倉工場(福岡県北九州市)の3拠点を構える。

ここで製造されるモデルは、レクサス『HS250h』『CT200h』『RX450h』『RX200t』『RX350』『NX300h』『NX200t』『NX200』『ES350』『ES300h』『ES250』『ES200』、トヨタ『SAI』(国内モデル)。レクサスは「輸出のみ」という品目もある。

今回は、同社の生産第1号車である『マークII』、レクサス『CT』『RX』の3台を展示。

「当初はマークIIの1車種のみ生産する拠点として立ち上がったが、現在はレクサスの主力工場として6車種を生産している」と同社は伝えている。


◆8割が海外市場向け…日産車体九州・日産自動車九州

日産系は、日産車体九州と日産自動車九州の2社が出展。2007年に創立した日産自動車九州は、福岡県苅田町に工場を構え、『エルグランド』『クエスト』『パトロール』『インフィニティQX80』『NV350キャラバン』『アルマーダ』と、輸出モデルなども製造。生産能力は年産17万台で、「生産量の8割が海外市場向け」という。

また、日産自動車九州は、『ティアナ』『セレナ』『エクストレイル』、輸出専用モデルの『ローグ』『ローグスポーツ』を年産53万台ペースで製造。

「日産自動車九州の敷地内に日産車体九州の車両工場を建設し、あわせて年間生産能力70万台」と2社。

今回、展示されたダットサントラックは、「九州で初めて製造された自動車」という。ナンバープレートには「日産九州工場生産 第1号車」と記されていた。


◆前橋製作所がルーツ…ダイハツ九州

1960年に群馬県前橋市で稼働した工場をルーツにもつダイハツ九州は、大分(中津)工場と久留米工場の2拠点を構え、久留米でエンジンやCVTをつくり、中津で車両を組み立てている。

ここで製造されるモデルは、『ミライース』『キャスト』『ウェイク』『ミラココア』『アトレーワゴン』『ハイゼットキャンディー』『ハイゼットトラック』『ハイゼットカーゴ』。中津の年間製造能力は46万台。

1960年創業のダイハツ前橋製作所がルーツのダイハツ九州は、1977年にダイハツ車体に商号変更し、現在の商号は2006年から。

同社ブースで展示された、「前橋生まれのミゼットMP5型」のまわりには、多くの人が集まっていた。修学旅行生の女子高生たちは「かわいい」と笑い、年配の男性は「懐かしい」とスタッフに話しかけていた。
《大野雅人》

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