ホンダ、ナイジェリアに新型二輪車 Ace110 を投入…アフリカ最大市場で販売拡大を目指す

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ホンダ Ace110
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ホンダのナイジェリアにおける二輪車生産販売子会社であるホンダ・マニュファクチュアリング・ナイジェリアは、現地時間11月17日に新型二輪車『Ace110』を発表会を開催した。発表会にはナイジェリア自動車産業政策総責任者のJelani(ジェラニ)総裁も出席した。

Ace110は、ビジネスユーザー中心に好評の上級モデル『Ace125』のイメージを踏襲し、品質と徹底したコスト削減を両立することで、22万ナイラ(約7万円)と、リーズナブルな価格を実現。販売台数は1年目は8万台、2年目は11万台を計画し、11月20日より同国内で販売を開始した。

Ace110のエンジンには『CG110』で実績のある耐久性や燃費に優れた110ccエンジンを採用、CG110比で容量を45%増えた燃料タンクにより一度の給油で長距離走行を可能としている。さらに、快適性を向上したシートや耐久性に優れた前後サスペンションの採用など、ユーザーの満足感と利便性を向上した。

ナイジェリアは、2015年には100万台規模を有した二輪車総市場だが、外貨調達の影響で、2017年は50万台を下回る水準に落ち込んだ。2018年は外貨流動性の改善により市場の回復を見込んでおり、ホンダは2018年10万台の販売を計画している。アフリカにおける最大市場のナイジェリアに、「すべての人に生活の可能性が拡がる喜びを提供する」という、ホンダの想いを具現化したこのAce110を投入し、さらなる販売拡大を目指す。

《平川 亮》

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