逃げても捕まる、そして罪は重くなる---自転車に追突、目撃情報などから逮捕

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現場は交通量が比較的多い道路に面しており、早朝でも目撃者が存在したことが容疑者のスピード逮捕につながっている。目撃者に加え、防犯カメラやドライブレコーダーもある現代では「ひき逃げをしても、決して逃げ切れるものではない」と認識しておいた方がいい。

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12日午前5時30分ごろ、神奈川県大和市内の市道を走行していた自転車に対し、後ろから来た乗用車が追突する事故が起きた。自転車の男性が収容先の病院で死亡。クルマは逃走したが、警察は目撃情報から容疑者を逮捕している。

神奈川県警・大和署によると、現場は大和市上和田付近で片側1車線の直線区間。走行していた自転車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突したものとみられる。

追突によって自転車は転倒。乗っていた52歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で約3時間後に死亡した。クルマはそのまま逃走したが、目撃証言や近くに設置されていた防犯カメラ映像などから車種を特定し、翌13日に横浜市泉区内に在住する32歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「逃げてしまったことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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