バイクが車線変更時に後続車と衝突、運転の新聞配達員が死亡

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8日午前3時40分ごろ、福島県いわき市内の県道で、同方向に走行していた原付バイクと乗用車が車線変更の際に衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた新聞配達員の男性が死亡している。

福島県警・いわき東署によると、現場はいわき市小名浜岡小名付近で片側2車線の直線区間。原付バイクは第1車線から第2車線へと車線変更していたところ、第2車線を後ろから走行してきた乗用車と衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた同市内に在住する69歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。乗用車を運転していた31歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は夜間の見通しが悪い区間。死亡した男性は新聞配達の業務中だった。警察ではバイク側に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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車線変更の際、後方の安全確認を怠ったことで衝突に至ったものとみられる。
交通量の少ない時間帯だと確認が疎かになってしまうこともあるが、「確認するだけで事故を防ぐことができる」というものでもある。

単純なことでも軽視することなく、確実に行うことが大切なのだ。

《石田真一》

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